割安株投資法

割安成長株を探す方法を研究します。危険度の少ない割安成長株投資で堅実な資産運用を行いましょう。

キャッシュフローの種類 3 


 最後に、財務活動によるキャッシュフローは、銀行からの資金の借入・返済や社債の発行・償還といった財務に関する現金収支を記載しています。フリーキャッシュフローがマイナスであるときは、会社の現金が減り資金繰り悪化の要因となります。そこで借入金や社債によって、現金を調達するというわけです。逆に、フリーキャッシュフローがプラスの場合には、通常、手許に残った現金の中から借入金の返済を行うことになります。このように財務活動によるキャッシュフローは、先に述べたキャッシュフローを補完する役割を果たします。

 キャッシュフロー計算書は現金の収支を記載したものですから、借入金を返済すると会社から現金が出ていって財務活動によるキャッシュフローはマイナスとなります。逆に、借入金が増えると現金が会社に入りますから、財務活動によるキャッシュフローはプラスとなります。借入金は増えるよりも減る方が、利子支払等の負担が減って会社財務の健全性が改善されます。従って、財務活動によるキャッシュフローはマイナスであるのが理想的です。

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[ 2007/05/13 00:16 ] キャッシュフロー | TB(0) | CM(0)

キャッシュフローの種類 2 


 投資活動によるキャッシュフローは、固定資産や投資有価証券の売買によって生じる現金収支を表しています。会社が成長していく過程では、固定資産を取得していくことになるので現金は支出超過が普通です。つまり、通常は投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなります。特に、会社が急成長している段階では、積極的な投資活動により投資活動によるキャッシュフローが大きなマイナスとなることもあります。

 営業活動によるキャッシュフローと投資活動によるキャッシュフローを足したものを、フリーキャッシュフローと呼びます。フリーキャッシュフローは、企業活動の結果残った会社が自由に使える現金です。企業にとっては、このフリーキャッシュフローを長期間に渡りいかに多く稼ぐかが最大の課題といえます。フリーキャッシュフローがプラスの時は、企業は自ら稼ぎだしたお金で投資資金を賄い、成長しているということがいえます。

 投資活動によるキャッシュフローが大きなマイナスとなった場合、フリーキャッシュフローもマイナスになることがあります。フリーキャッシュフローがマイナスになる場合、問題がないとは言えませんが、企業活動の維持や企業の成長に大きな投資が必要な場合もあるので、中身をよく見極めることが必要でしょう。営業キャッシュフローがマイナスであることの方が、問題は大きいです。

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[ 2007/05/12 09:49 ] キャッシュフロー | TB(0) | CM(0)

キャッシュフローの種類 


 四季報や有価証券報告書を見ると、3つのキャッシュフローが記載されています。営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローです。この他、営業活動によるキャッシュフローから投資活動によるキャッシュフローを引いたフリーキャッシュフローという概念もあります。

 このうち最も重要なのが営業活動によるキャッシュフローです。販売や仕入れ、営業経費といった企業活動の主要部分での現金収支を表します。損益計算書の営業損益の部分にあたると思えばいいでしょう。ここがマイナスになるということは、本業で現金を稼ぐことができていないということであり、資金ショートの可能性が高まります。

 営業活動によるキャッシュフローが過去数年に渡ってマイナスの企業は避けること。投資する場合にも、マイナスの原因をよく注意しておくことが必要でしょう。特に、損益計算書では黒字なのに営業活動によるキャッシュフローがマイナスの時は、マイナスの原因をきちんと理解しておくことが必要だと思います。

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[ 2007/05/11 08:58 ] キャッシュフロー | TB(0) | CM(0)

キャッシュフロー 3 


 キャッシュフロー計算書には、隠れた借金経営を見つける効果があることが分かって頂けたと思いますが、このことは粉飾決算の危険性のある企業を避けることにもつながります。売上高を始めとする損益計算書や貸借対照表の数字には、多くの粉飾決算事件が物語るように虚偽の記載が簡単に入り込みます。これに対し、純粋に資金の増減だけを表示するキャッシュフロー計算書は、客観的事実を表示するものとして投資家にとり最も信頼のおける計算書類であるということができます。つまり、キャッシュの面で不安のない企業を選択することで、粉飾決算の危険性を避け、それが避けられなかった場合にも、最悪のケースである倒産の可能性をできる限り回避しようというわけです。

 キャッシュを稼げるということは資金繰りの面で有利なので、不況などの逆境にも強いということが言えると思います。例えば、小売や外食産業。不特定多数の客から直接現金で代金を受け取るので、一定の顧客を掴んでいる場合には日銭を稼いで凌いでいけます。最近ではBSE問題で揺れた吉野家が良い例でしょうか。このようにキャッシュに着目することは、堅実な投資に一役買ってくれると思います。

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[ 2007/05/10 09:08 ] キャッシュフロー | TB(0) | CM(0)

キャッシュフロー 2 


 なぜ企業の利益と実際の現金収支が異なることになるのでしょうか。それは利益を算定する元となる売上高の数字が、現金を回収した時ではなく、自社の商品や製品が相手方に渡った時に計上されるからです。相手が現金ではなく手形で支払えば、それを現金化しなければなりません。支払わなければ、売上債権という形で残ることになります。このように実際には現金になっていない収益が、利益として計上されているというわけです。

 では、収益が現金で回収されていない場合、どうなるでしょうか。企業活動を続けるには、仕入れをしなければなりませんし、従業員の給料も支払わなければなりません。老朽化した設備には新たに設備投資しなければなりませんし、企業活動を拡大するためにも資金が必要です。仕入れや設備投資などは手形や支払延期などで対処できる部分もあるかもしれませんが、いつまでも待ってくれるわけではありません。また給料となると、現金でもらわなければ従業員の生活が破綻します。このように企業活動には現金が必要ですから、現金を回収できない経営をしていると資金ショートの可能性が高くなります。結果、銀行などからの借入金で当座を賄うということになります。利益を出しているはずの企業が、こうして借金経営になってしまうというわけです。

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[ 2007/05/09 10:48 ] キャッシュフロー | TB(0) | CM(0)
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