割安株投資法

割安成長株を探す方法を研究します。危険度の少ない割安成長株投資で堅実な資産運用を行いましょう。

売り込まれている時に買い向かう 


 割安株への投資とは結局のところ、将来価値から考えて割安に放置されている企業の株を購入し、割安性が解消するまで保有することです。では、最も割安に放置されている株というのは、どのような場合でしょうか。それは、将来への業績の不安や不信から、株が売りに売られている場合でしょう。

 この場合、人気度を示すPERは低い数字に止まっています。場合によっては、赤字でマイナスになっていることもあるでしょう。多くの人は買おうとはせず、株価チャートは底を這っています。しかし、5年後、10年後を想像してみましょう。その企業の将来に対して確信とはいかないまでも、漠然とこれは安すぎないかと思うことはあるはずです。それが真の割安株だと思います。

 皆が買わない時に、将来を見据えて買い向かうことができれば、成功の種は撒かれたと言っていいでしょう。

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経営者に注目する 


 ここまで業績や財務体質等の数字を中心にして、割安株を探す方法を見てきました。相場の地合いの良さ悪さもありますが、基本的に市場に知られている情報は株価に織込み済みと考えた方がいいです。つまり、私たち一般の投資家などが知っている情報は、株価を見る上であまり役に立たないということです。

 問題は、皆が知らない、誰もが織り込んでいない、自分でさえ確信が持てないような未来の価値を自分で描くことができるかどうかです。一見、割高に見えるけれども、この企業の成長性は今後も確実で、しかも、現在の株価が予定している以上に伸びると考えられるなら、その銘柄は割安なのです。逆に、どんなに株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)が低くても、経営体質や業務内容等から将来性が感じられないのであれば、その銘柄は割高です。

 また、自分がいかに割安と考えても、市場が同じように判断してくれなければ、株価は割安なままです。もっとも、経営者がきちんと役目を果たし、企業を発展・成長させていくことのできる人物であるなら、いつか必ず評価されるでしょう。優秀な経営者がいる限り、企業はどんな苦境もはねのけて、自ら環境の変化に対応していくものです。

 多くの優秀なファンドマネージャー達が、最も重要視することとして経営者の資質をあげているのは、偶然ではないでしょう。割安成長株を探す方法の1つのヒントは、資質に優れた経営者を探し当てることにあると思います。

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