割安株投資法

割安成長株を探す方法を研究します。危険度の少ない割安成長株投資で堅実な資産運用を行いましょう。

ROE 4 


 ROEの注意点は、計算式から分かる通り、1株利益の減少がROEの減少も招くという点です。赤字を出すと当然マイナスになります。ROEが高く効率経営をしているようなので将来の収益性も高いだろうと思っていたら、一転減益となってROEも低くなってしまっていたというケースがよくあります。

 また、一定の純利益を稼げる企業であっても、利益をあげることで資本も蓄積していけば、株主資本が増加します。分子がそのままで分母が大きくなるわけですから、純利益が成長せず株主資本だけが蓄積していく企業は、これまたROEの減少を招きます。

 このように、ROEにおいても将来を読み解いていかなければ、数字に騙される結果となります。ROEの高い企業は、それだけ株式市場の評価も高くなる傾向にありますから、割安感のない銘柄も多いです。高ROEが一過性のものか、今後も維持していくことができるのかは、その他の指標も含め、よく気を付けて投資したいところです。

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ROE 3 


 ROEの目安ですが、日経新聞に出ていた同社の集計結果によると、金融を除く3月期決算の上場企業全体の2006年3月期ROE(期首期末の平均株主資本で算出)が9・2%だそうです。2002年3月期には、デフレ不況のため全体で赤字決算となり、ROEはマイナスだったようです。企業の業績が、ここまで回復してきたということですね。不況の真っただ中で買い向かった人は、今頃、大きな恩恵を受けているのでしょう。

 因みに、米国企業の平均が20%程度。欧州企業でも平均15%程度だそうです。日本企業が効率一辺倒で社会的責任をわきまえない経営を行えば、全体としてこの数字に近付けることも可能でしょう。もっとも、そのような経営が評価されるかや、日本経済全体がどうなるかはまた別の問題となるでしょう。

 以上、国や業種によって数値は異なってきそうですが、とりあえずのROEの目安としては二桁、10%にしてみるといいでしょう。継続して10%以上のROEをマークしている企業は、一応、経営効率が高いという評価をしておいて良いと思います。

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ROE 2 


 ROEは、1株株主資本に何時の数値を使うのかにより多少数値が変わってきます。前期末ではなく、期中の平均1株株主資本を用いて計算することもあるようです。ROEと一口に言っても、用いる数字によって数値が異なることは注意しておいた方がいいでしょう。

 どの方式が良いかは一概に言えませんが、ROEは一定の期間において、当初の株主資本を用いてどれだけの利益をあげられたかを示す指標です。そうであれば、前期末の1株株主資本と今期予想1株利益を用いて今期予想ROEを算出してみるのがよいと思います。過去のROEについても、期初の株主資本と期末の純利益を用いて算出するのがよいでしょう。

 ROEは経営効率を示す指標ですが、長期的にはその高低が株式投資の収益に比例してくるようです。より効率的な経営を持続できる企業ほど収益力が高く、結果、長期間で見た場合の株価上昇(キャピタルゲイン)や配当による収益(インカムゲイン)も大きいということでしょう。

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ROE 


 投資を始めるとよく見る指標に、ROEがあります。ROEとは株主資本利益率のことで、企業活動の効率性を見るのに良い指標とされています。株価の割安度そのものを示す指標ではありませんが、PERやPBRで似たような企業があった場合、ROEの高い企業の方がより効率的な経営をしており割安であるという評価ができるでしょう。計算式は以下の通り。

 ROE(%)=1株利益(EPS)÷1株株主資本(BPS)×100

 例えば、1株利益が100円の企業の1株株主資本が1000円であった場合、ROEは100÷1000で10%となります。計算式から分かる通り、株主資本を使っていかに効率良く利益を上げることができたかが分かります。

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