割安株投資法

割安成長株を探す方法を研究します。危険度の少ない割安成長株投資で堅実な資産運用を行いましょう。

売り時を考えよう 3 


 では逆に株価が下落してしまった場合はどうでしょうか。含み損を抱えて、心は穏やかではないでしょう。20%、30%と下がってしまったら、売って手放したくて仕方ないと思います。

 でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。自分が割安だと判断した前提条件は、大きく変わっていないのではないでしょうか。だとしたら、その銘柄は割安だったと思ったものが、さらに割安になっているわけです。売るよりも逆に買い増すべきではないでしょうか。

 また、買った後の業績下方修正で純利益が減って、株価も下がってしまいました。現在の予想PERは10倍です。業績下方修正は一時的なもので、来期以降の業績に大きな変化は無さそうです。さて、この場合に株価が下がったからといって売るべきでしょうか。

 実際に、一定の割合で株価が下がったら売りといった方法を採っていると、下がる銘柄ばかり掴んでいるうちに損失と手数料が雪だるま式に膨らんでいくこともあります。これではお金がいくらあっても足りません。

 勘が鋭く、運が良い投資家であれば値上がり銘柄を掴む確率は高く、売買の回転を効かせて効率良く損切りしながら利益を積みましていくことも可能でしょう。しかし、そのような能力を持ち合わせていないほとんどの投資家にとって、闇雲な損切りと別銘柄への再投資は資産をすり減らすだけに終わる可能性が高いと思います。

 他方で、上がると信じていつまでも持ち続けるのも危険なことは確かです。割安だと判断した前提条件が崩れ、現に大赤字を出して来期以降も立て直しの目処がついていない場合、成長どころか存続さえ危うい経営状態の場合、下がっていく株価にお付き合いする必要は全くありません。ここでも、自分だったら現在の状態で買いを入れるだろうかということを考えてみるとよいでしょう。



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[ 2007/06/18 10:31 ] 売り時を考えよう | TB(0) | CM(0)
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